一戸建ての空き巣対策|優先度順にやるべき5つの方法と狙われやすい家の特徴

この記事はプロモーションが含まれます。
「防犯対策は十分だろうか」と気になることはありませんか。
特に一戸建ては、マンションに比べて侵入経路が多く、空き巣に狙われやすい住居タイプだからこそ、早めの対策が安心につながります。
しかし、空き巣には「嫌がる家」の特徴があり、正しい対策を講じれば被害リスクを大幅に下げることが可能です。
本記事では、警察庁のデータをもとに一戸建てが狙われやすい理由を解説したうえで、自分でできる空き巣対策を優先順位付きで紹介します。
「何から始めればいいかわからない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
一戸建てが空き巣に狙われやすい3つの理由
空き巣対策を始める前に、まず「なぜ一戸建ては狙われやすいのか」を理解しておくことが大切です。理由を知ることで、自宅のどこに弱点があるのかが見えてきます。
警察庁の最新データをもとに、一戸建てが狙われる背景を3つに整理しました。
侵入窃盗の約4割が一戸建てで発生している
警察庁の統計によると、住宅を対象とした侵入窃盗のうち約4割が一戸建て住宅で発生しており、共同住宅を大きく上回っています。
一戸建ては窓・玄関・勝手口・ベランダなど侵入口が複数あり、マンションのようなオートロックや管理人も存在しないため、物理的に侵入しやすい構造になっていることが主な原因です。
警察庁が公表している「令和5年の刑法犯に関する統計資料」によれば、侵入窃盗の認知件数のうち一戸建て住宅が最多を占めており、共同住宅と比較すると約2倍の発生件数となっています。
一戸建てに住んでいる時点で空き巣のターゲットになりやすいという前提を理解し、対策を「やるかやらないか」ではなく「何からやるか」の視点で考えることが重要です。
侵入経路の第1位は「窓」──無施錠とガラス破りが大半
一戸建てにおける空き巣の侵入経路で最も多いのは「窓」であり、侵入手口は「無施錠」と「ガラス破り」の2つで大半を占めています。
一戸建ては1階に複数の窓があり、浴室やトイレの小窓、勝手口まわりなど「まさかここから」と思うような場所からも侵入されるケースがあります。
ちょっとした外出時に窓の鍵をかけ忘れる方は多く、無施錠が侵入手口の第1位になっているのが現状です。
警察庁のデータでは、一戸建てへの侵入手口のうち無施錠が最も多く、次いでガラス破りとなっています。
裏を返せば「鍵をかけるだけ」でも被害リスクを大きく減らすことができるということです。
窓の施錠を徹底するだけで空き巣被害の最大の原因をつぶせるため、対策の第一歩として最も効果が高いといえるでしょう。
共働き・留守が多い家は狙われやすい
共働き世帯のように日中の留守時間が長い家は、空き巣にとって格好のターゲットになりやすい傾向があります。
空き巣は事前に下見を行い、住人の生活パターンや不在時間帯を把握してから犯行に及びます。
昼間に人の気配がない家、郵便受けに郵便物がたまっている家、洗濯物が長時間干しっぱなしの家は「留守の家」と判断されやすくなります。
侵入窃盗の発生時間帯を見ると、平日の午前10時〜午後4時に被害が集中しており、共働き家庭の不在時間帯と一致しています。
留守が多い家庭ほど、「在宅を装う工夫」と「侵入に時間がかかる物理的対策」の両方を組み合わせることが大切です。
自分でできる空き巣対策──優先度の高い5つの方法
一戸建ての空き巣対策は多岐にわたりますが、すべてを一度に実行する必要はありません。まずは費用と手間のバランスを考えて、効果の高い対策から順に取り組むのがポイントです。
自分で今すぐ始められる5つの対策を、優先度順に紹介していきます。
【優先度1】すべての窓・玄関・勝手口の施錠を徹底する
最も効果が高く、費用もかからない空き巣対策は、外出時にすべての窓と玄関、勝手口の施錠を徹底することです。
前述のとおり、空き巣の侵入手口で最も多いのは「無施錠」です。短時間の外出やゴミ出しの際に鍵をかけない習慣が、そのまま被害リスクに直結します。
「2階の窓は大丈夫」「浴室の小窓は人が入れない」と油断しがちですが、空き巣は身体を滑り込ませるプロです。
面格子のない窓、勝手口、トイレの窓も必ず施錠しましょう。家族全員で「外出時はすべての窓を閉めてから出る」というルールを決めておくと効果的です。
お金をかけずに今日から始められる最も確実な対策が「施錠の徹底」。まずはここからスタートしましょう。
【優先度2】窓に補助錠と防犯フィルムを取り付ける
施錠に次いで優先したいのが、窓への補助錠と防犯フィルムの設置です。2つを組み合わせることで、ガラス破りによる侵入を大幅に遅らせることができます。
空き巣は侵入に5分以上かかると約7割が、10分以上かかるとほぼ全員が犯行を諦めるとされています。
補助錠と防犯フィルムを併用すれば、窓を破って侵入するまでの時間を大幅に延ばせるのがポイントです。
補助錠はホームセンターや通販で1個500〜2,000円程度で購入でき、ドライバー1本で取り付けられるタイプも豊富に揃っています。防犯フィルムは窓ガラスに貼るだけで、ガラスが割れても貫通しにくくなる仕組みです。
CPマーク(防犯性能の高い建物部品であることを示す認定マーク)が付いた製品を選ぶと、効果がより確実になります。
2つ合わせても数千円程度で導入できるため、費用対効果が非常に高い対策といえるでしょう。
【優先度3】センサーライトと防犯砂利で「光」と「音」の対策
空き巣が嫌がる要素として「光」と「音」は非常に効果的であり、センサーライトと防犯砂利はその両方をカバーできます。
空き巣は「人目につくこと」を最も恐れます。暗がりを突然明るく照らすセンサーライトと、歩くだけで大きな音が出る防犯砂利は、侵入者に心理的なプレッシャーを与え、犯行を思いとどまらせる効果があります。
人感センサー付きのソーラーライトは2,000〜5,000円程度で購入でき、配線工事不要で設置可能です。
防犯砂利は1袋(約60リットル)で500〜1,500円程度、庭や建物の周囲に敷くだけで対策が完了します。
玄関まわり・勝手口まわり・1階窓の下など、死角になりやすい場所に優先的に設置するとよいでしょう。
どちらもDIYで簡単に導入でき、維持費もほぼかかりません。費用を抑えたい方にまずおすすめしたい対策です。
【優先度4】防犯カメラで抑止力と証拠を確保する
防犯カメラは空き巣に対する強力な抑止力になるうえ、万が一被害に遭った場合の証拠映像も残すことができます。
空き巣は下見の段階で防犯カメラの有無を確認しており、カメラが設置されている家は侵入対象から外す傾向があります。
さらに、映像データがあれば警察の捜査にも役立つため、被害回復の可能性も高まります。
近年は配線工事不要で設置できるワイヤレスタイプの防犯カメラが増えており、スマホアプリで映像確認や家族との共有ができるモデルも登場しています。
価格帯は1万〜3万円程度が主流で、ソーラー充電対応のモデルであればランニングコストもほぼかかりません。玄関・駐車場・勝手口など、死角になりやすい場所への設置が効果的です。
初期費用はやや高めですが、抑止力と証拠能力の両面で効果が高く、長期的なコストパフォーマンスに優れた対策といえます。
【優先度5】タイマー照明やスマート家電で留守を悟らせない
外出時や旅行中に「在宅を装う」工夫をすることで、空き巣のターゲットから外れやすくなります。
空き巣は下見で留守かどうかを確認してから犯行に及ぶため、「人がいる気配」を演出するだけで抑止効果が期待できます。
タイマー付きの照明器具を使えば、夕方に自動で室内の照明を点灯させることが可能です。テレビやラジオをタイマーでオン・オフする方法も有効でしょう。
スマートプラグ(1,000〜2,000円程度)を活用すれば、既存の照明器具にタイマー機能を追加できます。長期不在時は郵便局に不在届を出して郵便物がたまらないようにし、新聞も一時停止の手続きをしておくと安心です。
低コストで導入でき、特に共働き家庭や旅行時の空き巣対策として実用的な方法です。
▼ 空き巣対策の費用と難易度まとめ
| 対策 | 費用の目安 | 難易度 |
| 施錠の徹底 | 0円 | ★☆☆(今日からできる) |
| 補助錠 | 500〜2,000円/個 | ★☆☆(ドライバーで取付) |
| 防犯フィルム | 2,000〜5,000円/枚 | ★★☆(貼り付け作業) |
| センサーライト | 2,000〜5,000円/台 | ★☆☆(置く・貼るだけ) |
| 防犯砂利 | 500〜1,500円/袋 | ★☆☆(敷くだけ) |
| 防犯カメラ | 10,000〜30,000円/台 | ★★☆(アプリ設定あり) |
| スマートプラグ | 1,000〜2,000円/個 | ★☆☆(コンセントに挿す) |
| ホームセキュリティ | 月額3,000〜7,000円 | ★☆☆(業者が設置) |
空き巣に狙われやすい家の特徴──チェックリスト
対策を講じる前に、まず自宅が「空き巣に狙われやすい家」の特徴に当てはまっていないかを確認しておきましょう。
以下のチェックリストで自宅の弱点を把握し、対策の優先順位を決める材料にしてみてください。
立地と外構の特徴──死角・人通り・塀の高さ
空き巣が最初にチェックするのは家の立地と外構です。「死角が多い」「人通りが少ない」「高い塀で囲まれている」家は狙われやすい傾向があります。
高い塀や密集した庭木は、一見プライバシーを守っているように見えますが、侵入者にとっては犯行を隠す「目隠し」にもなります。
逆に見通しの良いオープン外構は、近隣や通行人の視線が届くため抑止力が働きます。
チェックポイントは次のとおりです。
- 敷地内に外から見えない死角がある
- 塀や庭木で1階の窓が外から見えにくい
- 人通りが少ない立地にある
- 隣家との距離が離れている
- 門扉がない、または常に開放している
当てはまる項目が多いほど対策の優先度が高くなります。まずは庭木の剪定や照明の設置で死角を減らすことから始めてみてください。
生活習慣の特徴──留守のサインを出していないか
空き巣は下見の段階で住人の生活習慣を観察しており、「留守であることが外からわかる家」はターゲットにされやすくなります。
毎日同じ時間に出発・帰宅する生活リズム、たまった郵便物やチラシ、夜間に消灯したままの室内などは、留守であることを知らせるサインになってしまいます。
チェックポイントは次のとおりです。
- 郵便受けに郵便物やチラシがたまりがち
- 洗濯物を長時間出しっぱなしにしている
- 夜間に室内が真っ暗のまま
- 毎日決まった時間に不在になる
- カーテンが常に閉め切り、もしくは常に開いたまま
- SNSに旅行中やお出かけの情報をリアルタイムで投稿している
自分では気づきにくい「留守のサイン」を意識するだけで、空き巣に狙われるリスクを下げることができます。
ホームセキュリティは必要?──費用と効果の判断基準
防犯グッズによるDIY対策に加えて、セコムやALSOKなどのホームセキュリティサービスの導入を検討する方も多いでしょう。
費用感と効果を簡潔に整理し、「自分の家に必要かどうか」を判断する基準を紹介します。
DIY対策とホームセキュリティの使い分け
防犯グッズによるDIY対策とホームセキュリティサービスは「二者択一」ではなく、家庭の状況に応じて組み合わせるのが最も効果的です。
補助錠やセンサーライトなどの物理的対策は「侵入を遅らせる・諦めさせる」効果があり、ホームセキュリティは「異常を検知して通報する」効果があります。
両者は役割が異なるため、併用することで防犯レベルが大きく上がります。
まずは施錠の徹底、補助錠、防犯フィルム、センサーライト、防犯カメラといった自分でできる対策を実施し、不安が残る場合や長期不在が多い場合にホームセキュリティの導入を検討するのがよいでしょう。
セコムやALSOKの月額費用は3,000〜7,000円程度が目安で、初期費用が別途かかるプランもあります。
「まずDIY対策で基本を固め、必要に応じてプロのサービスを追加する」という段階的なアプローチが、費用面でも安心感の面でも現実的な選択肢になるはずです。
ご近所との連携も立派な防犯対策
防犯グッズやセキュリティサービスに加えて、近隣住民との良好な関係づくりも空き巣対策として大きな効果があります。
空き巣は「地域の目」を嫌います。住民同士が顔を知っていて、見慣れない人物に声をかけるような地域では犯行を起こしにくいものです。
警察庁も「地域の連携」を防犯の重要な柱として推奨しています。
日常的なあいさつや声かけ、回覧板の受け渡し、旅行時に隣家へ一声かけておくといった小さな行動が、結果として防犯ネットワークの役割を果たします。
自治会の防犯パトロールへの参加も効果的でしょう。
お金のかからない防犯対策でありながら、空き巣が最も嫌がる「人の目」を増やす効果があります。できる範囲でご近所とのつながりを大切にしておきたいものです。
まとめ
一戸建ての空き巣対策は、まず「窓の施錠の徹底」という基本から始め、補助錠・防犯フィルム・センサーライト・防犯砂利・防犯カメラと段階的にレベルを上げていくのが効果的です。
自宅が「狙われやすい家」の特徴に当てはまっていないかをチェックし、弱点を一つずつ減らしていきましょう。すべてを一度にやる必要はありません。
今日からできることを一つ実行するだけでも、防犯レベルは確実に上がります。
防犯カメラの導入を検討している方は、工事不要で設置できるワイヤレスタイプの製品も増えていますので、ぜひチェックしてみてください。


